テレビの変遷と普及状況

毎日、日本全国で非常に多くの人が、連続ドラマ、音楽番組、バラエティ番組などを、テレビで視聴して楽しんでいます。このテレビの変遷と普及状況について、以下、説明します。

まず、テレビは、日本でテレビ放送が開始した1953年以降、徐々に普及し、1978年ころには、全国の殆どの世帯のテレビがカラーテレビになりました。そして、地上波アナログ放送が終了する2011年には、ブラウン管テレビの多くが薄型テレビへ移行し、薄型テレビの普及率は、2012年時点で、およそ95%に達しました。さらに、地上波放送とは別に、BSデジタル放送などの衛星放送も、普及して来ました。衛星放送は、元来は、地上波が届き難い山間部や離島などのために導入されたものですが、現在では、地上波放送と衛星放送の2つを視聴する人が増えて来ました。この理由の一つは、近年発売されている薄型テレビは、地上波チューナーとともに、BSチューナーも内蔵されているので、BS用アンテナを追加で設置するだけで、BS放送が視聴できるからです。現在、2011年の時点で、BS放送が視聴可能な世帯は、全世帯の約7割に達しているそうです。

ところで、ある調査結果によれば、世界中で、日本人が、最も長い時間、テレビを視聴しているそうです。日本人の1日当りのテレビ視聴時間は、平均すると、およそ5時間位だそうです。ただし、世代別に統計を取ると、若い世代のテレビ視聴時間は、かつてより減少傾向にあるようです。その主たる理由としては、若い世代では、テレビ以外のさまざまな通信手段(インターネット、携帯電話・スマホ、など)を使う時間が長いため、であるようです。一方、高齢者や主婦などは、かつてよりテレビ視聴時間が長くなっているようです。例えば、70歳以上の世代の視聴時間は、平均すると、5時間以上だそうです。また、高齢者になるほど、衛星放送の視聴者が増える傾向があり、70歳以上の男性のおよそ4割は、毎週1回以上、衛星放送を見ているようです。